『Dawn of the Dead』

ゾンビ映画大好きな自分としては、ハマるきっかけとなった1978年のジョージ・A・ロメロ監督による『ゾンビ(Dawn of the Dead)』がやっぱり一番思い入れがあるのだけど、そのリメイク作品である2004年版の『Dawn of the Dead』を、昨晩初めて見た。荒木先生お勧めだったし。

結論から言って、これはめっちゃ面白かったです。

78年版には恐怖と同時にどこかユートピア的な何とも言えない趣きがあるのに対し、リメイク版は強烈なサバイバルアクションとしての要素が強い。のんきな感じも途中あるけど、やはり印象に残ったのはアクションのキレの良さ。ゾンビと戦う生存者は一般市民なので、自分が襲われる立場だったら…と感情移入もしやすくて迫力満点。78年版のあのモールから引いていく画のエンディングも大好きだけど、少し捻って一旦希望を見せる今回の感じもよかった。

ということで、リメイク作品として王道を行きつつ、現代的な新たな魅力の獲得にも成功している稀有な作品だと思います。ゾンビ好きでまだ見てない人にはお勧め!