バンダイのトリケラトプスのプラモデルで「レイモンド」を再現した話

バンダイトリケラトプスの骨格化石をプラモデル化すると聞いて、まず浮かんだのは「レイモンドを再現したい!」だった。

 

本物のレイモンドはこちら。上野の国立科学博物館で展示されています。目にしたことがあると言う方も多いはず。

国立科学博物館トリケラトプス・ホリドゥス(実物化石!)、通称"レイモンド"。
今年6月撮影

というわけで、使用したキットはこちら。レイモンドは2種いるトリケラトプスのうちホリドゥスらしいのですが、キットもホリドゥスを再現したものとのこと(インストより)、ばっちりです!

イマジナリースケルトン (Imaginary Skeleton) トリケラトプス 1/32スケール プラモデルc

普通に組み立てるとこんな感じ。

まずは完成品

裏側。重心が高くなってしまい、非常に不安定…。

頭部はパーツ分割の跡を残さないよう気をつけました

サイズ感がわかりやすいよう、比較物を置いてみる(その1)
BOSS Blues Driver BD-2

サイズ感がわかりやすいよう、比較物を置いてみる(その2)
ぼっちちゃんのアクリルスタンド

サイズ感がわかりやすいよう、比較物を置いてみる(その3)
HGガンダム・ファラク

使用したもの

製作過程

  1. まずはキットを普通に組み立て。実物の化石に少しでも似せたくて塗装もした。
  2. キットの(実物のレイモンドで欠けている)左半身をホットナイフでバッサリ切除。
  3. レイモンドぽい姿勢になるよう、前肢・後肢・頭部・尾部を整形。場所によりキットのパーツを切断してWAVEの真ちゅう線(1mm径) を使って接続したり向きを変えたりした。
  4. ベースにするフォトフレーム(枠はマスキングしておいた)の上に紙粘土で化石周辺の岩石を再現する。表面のみ質感を出すためにジオベースを使った。
  5. ベースにレイモンドを設置し、実物と同じような配置になるよう紙粘土〜ジオベースを整える。
  6. いったんレイモンドを外し、ベースを彩色。
  7. ベースを乾燥させた。紙粘土の分量が多かったせいで思ってた以上に収縮してしまい、再調整〜再塗装。ケチらないでスタイロフォームも使えばよかった…。
  8. ベースは完成。キットを配置。姿勢をいじるところ(前肢、後肢)ではここでもWAVEの真ちゅう線を活用。
  9. フォトフレームのマスキングを剥がして完成!

以上、バンダイのプラモデルによるトリケラトプス・ホリドゥス「レイモンド」の再現でした。ご覧いただきありがとうございました。