バンド活動とDropbox

先日のライブの打ち上げで、バンド活動におけるDropbox活用についての話題があったので、ブログにも書いておこうとおもう。

自分は安高さん@Wilberryが自身のバンドで活用しているということで紹介してもらってからDropboxを使うようになった。

ご存知無い方のために簡単に説明すると、Dropboxはファイル共有用のwebサービスです。Mac/PCやiPhoneなどのスマートフォンで使える。専用アプリもあるのでそれをインストールして少し最初の設定をするだけ。

バンドで使うときは、メンバー各自がアカウントを作成し、バンド用のフォルダを作った人がメンバーを選んで共有設定すれば、各自がフォルダにアクセスできるようになる。そこからファイルを取り出したり、共有したいファイルを入れたりは自由でとてもスムース。

1)遠距離活動バンドの場合
グッバイボーイズはメンバーが全国散り散りなので普段なかなか揃って活動できなくて、集まったときは当日リハ→ライブ→解散、という流れが殆ど。新曲のアレンジなんかもその中でこなすしかない。

ということで、共有フォルダに自分が作ったデモ音源を入れて、集まる前に聴いてもらっている。
ライブ後には、そのとき録った外音を整理してDropboxに入れ、思い出と反省のための記録としている。

2)普段集まれるバンドの場合
セッションフレンズはメンバーが全員仙台在住なので、ライブに向けて何回かスタジオに入ることができるので、まず課題曲や参考にしたい曲をDropboxで共有。昔だったら音源の入ったメディアをコピーして渡したりしていた手間が全くかからない。
曲のコード進行などを書いた構成表も、紙ではなくてPDFで共有。手書きで作るので最初は紙からスキャンする必要はあるけど、データベースにもできるので、「あの構成表どこいったかな〜」という悩みも無くなった。歌詞も同様。
そしてスタジオ音源も毎回録音し、その晩のうちに共有して次回までの課題を探ることにしている。それを聴いて個人練が足りないと感じたり、いろいろとスタジオだけではわからないことに気付くきっかけになる。スタジオでのテイクはどの曲も毎回最後に演奏したものだけを共有するのでそんなに手間にはならない。

3)その他
Dropboxに入れるファイルは特に形式の制限が無いので、音源の他にも写真やら文書ファイルやら、なんでも共有できる。
強いて言えば重いデータは同期に時間がかかるので音源の類いは全てMP3で共有している。
それから無料で使える容量も今だと最初は2GBくらいだけど、バンドメンバーがそれぞれ共有に参加することでちょっとずつ多めに使えるようになるので、結果的に容量で困ったことは無い。

バンド活動の他にも、家庭の雑用や、畑の違う人たちとの共同プロジェクトなんかでも活用している。とりあえず放り込めばそのファイルをいろんな端末で扱うことができるので、とにかく便利。

というわけで、仕事に音楽に忙しい日々を送っているバンドマンにはぜひおすすめのサービス、それがDropboxです。