Yosemiteに移行してからMacのMailがうまく開けなくなった件について

タイトルのとおりなのだけど。

少し前に、今更ながらOSをYosemiteにしてみた。
勢いまかせでやったものの、買ったばかりのアプリで使えなくなるものがあったりと、へこむこともいくつかあって、中でも何よりメインで使っているメールクライアントであるMailの調子が安定しなくなったことが一番困っていた。

開こうとするとフリーズする、たまに開ける、でも再起動しない限り一発では開けない、等々…。Apple純正のアプリケーションなのに。

こんな調子だったので、しばらくメールでのやりとりが億劫になってしまった。たくさん持っているメールアカウントのうち、大抵のものはiPhoneからでも送受信できるように設定してあるんだけど、Macに向かっていてわざわざiPhoneから書かないよなあ。

そんなわけで、あまりに使えなくて一時はメールクライアントの乗り換えまで考えたのだけど、どうもGmail関係の設定がうまくいっていないことが原因のように思えて試行錯誤した結果、下記のとおりで問題は解決した。

1. 「システム環境設定」の「インターネットアカウント」にて、Mailで使っているGmail関係のアカウントをいったん削除する(バックアップが必要な場合は適宜行う。Gmailだからあんまり必要なさそうだけど)
2. 同じく、再度「インターネットアカウント」にて、Mailで使用するGmailを設定する
3.Mailの「環境設定>アカウント」にて、2.で設定したGmailアカウントが追加されていることを確認する

これだけでした…

自分の場合は、メールアカウントのパスワードをいつだか設定しなおしたことがあって、そのことで「インターネットアカウント」に登録してあったGmailアカウントのうちのいくつかが(そこはパスワードを登録し直してなかったので)「読めません」状態になっていたらしく、そのことがMailの不具合の直接の原因だった模様。Mail自体ではそのアカウントを使っていなかった?からなのか、問題が表面化しなかったみたい。もはや確かめようがないけども。

ちなみにMailのメニューには上記の「環境設定」の下に「アカウント…」というのがあって、これが1.と2.で書いたMacのシステム環境設定の中の「インターネットアカウント」のことなので、最初混乱するかもしれないし、わかっていればサクサク設定できるかも。

これが解決して移行、Mailも快調です。
OSがバージョンアップしていつの間にか「システム環境設定>アカウント」とMailのアカウントの設定が自動的に連動するようになったのね(というかインターネットアカウントって昔もあったんだっけ、忘れた)、そこにまず気づいていなかったのが問題だった。純正ならではのトラブル、という感もある。

同じ症状で困っている人の参考になれば幸いです。