ねぎしナイトvol.18

livehouse enn 2ndにて、春のねぎしナイトを開催した。2ndでの開催は17Rに続き二回目。

そんな当日の朝、起床すると声が出ない。昨晩から喉の調子が悪かったので、念入りにうがいするなどしたつもりなのに、最悪の展開・・・しかし遠方からはるばるやってくるグッバイのメンバーのためにも出演辞退というのは避けなければならない。

ということで、昼からのスタジオ練習に向かう道すがら、自分が歌わずに今日のライブを乗り切る方策を考え、思いついた各方面にヘルプの依頼を行った。

結果、なんとか内容がまとまり、グッバイのリズム隊と合流してスタジオでぶっつけで準備をした。

声が出なくなるなんて、中学だか高校の頃にも一度あった気がするけど、よりによってイベント当日の朝にそれが来るとは。ほんと関係各位に申し訳ない。

19:00、出演者が少ないためいつもより時間を遅めにして開演。主催者挨拶はねぎしにお願いした。

1.グッバイボーイズDX
もともとロブ君@ギターが参加できないことになっていて3人編成の予定だったのだが、上記のような経緯だったので、かなり異色のステージとなった。セトリは以下のとおり。
1.ヒコーキ雲with内田(from弦内)、2.Spain(featuringトッシーon scat)、3.丸の内サディスティックwithなっつん、4.マルルwithなっつん、5.闇夜の月withコサキコウヘイ、6.羊withコサキコウヘイ、7.今日から(instrumental version)
これまでグッバイやセッションフレンズ、もしくはそれ以前に活動していたバンドの頃の蓄積を大放出して、しかも今日出演する歌い手さんたちに助けてもらってなんとか7曲お送りした。ねぎしナイトは「良い歌もののバンドが聴けるイベント」という方針で開催しているので、インストバンドって殆ど出演歴が無いのだけど、7曲目なんかはまるっきり歌なしで演奏だけでお送りしました。他の曲も当日準備しただけで付け焼き刃的な演奏だったけど、ポジティヴに考えれば新鮮さは感じてもらえたと思う。まあ、何度もやれるもんじゃないと思うし今回限りにしたいけどね…
ちなみに5と6はグッバイというよりもはや初期コサキングメンバーでお送りしたことになりました。コーラスができなかったのが悔やまれる。

2.弦内
こちらもグッバイ同様ギターレス、さらにドラムのマッツも参加不可ということでやちさんをドラムに据えた3人編成、ただしサポートで内田さんたちの盟友高橋さん(key)が参加してくれたことで4人編成に。MCでも内田さんが話していたけど、高橋さんは弦内結成のきっかけにもなったキーパーソンとのこと。弦内メンバーと演奏をあわせたのは当日のみとのことだったけど、後期ビートルズにおけるビリープレストンを感じさせるキーボードでかっこよかった。
アルバム「ひばり」をリミックスし新たなボーナストラックを加えたリイシュー盤の発売も嬉しかった。

3.Limo
結成から時間がたち、またレコーディングするなど積極的な活動をしているだけあって、バンドとして脂の乗ったハイクオリティなパフォーマンスだった。もともと腕の立つメンバーが揃ってるだけに、調整が十分だとやはり上手い。ボーカル二人も抜群の安定感で素晴らしかった。個人的に本日のベストアクト。

4.セッションフレンズfeat.なっつん&内田サトシ&タニタン&「ゆ」
セッフレ結成から早いもので1年半、その集大成となる大コラボ企画。ということでセトリは下記のとおり。
1.Won't let me go(feat.内田)、2.いつもふたりで(feat.内田)、3.Rock my body(feat.なっつん)、4.街(feat.なっつん)、5.ナキムシのうた(feat.タニタン)、6.狩りから稲作へ(feat.タニタン with なっつん、内田、「ゆ」)、7.M2C2(feat.「ゆ」with タニタン、なっつん、内田)
過去に一緒にライブをした3人のほかに、新たにタニタンをお迎えしてお送りした。タニタンとは実はvol.17のときに一緒にやるつもりで準備だけしていたのだが、例の震災で無期限延期に。今回無事競演の運びとなった。異色かつフレッシュな才能を迎えることができて嬉しかった。セッフレでも本来コーラスの役割を持っている自分であったがMCするのが精一杯でした、すみません。

ということで過去最小の4組でお送りしたねぎしナイトvol.18、アラバキゴールデンウィーク初日ということもあって出演者もお客さんも集め切れなかったというのが残念であり実行委員長として責任を感じるところだったけど、内容はかなり充実させることができたと思う。

今回も会場であるennのみなさんには最初から最後まで大変お世話になりました。どうもありがとうございました。そして連休の最中に集まってくださったお客さん、出演者のみなさんもどうもありがとうございました。2003年にvol.1を開催してから実は9年が経過し、10年目に突入していたねぎしナイト。今後もなんとか年2回開催のペースを守っていきたいと思う。

次回ねぎしナイトvol.19はいつものメンバーを集めて2012年9月8日(sat)開催予定。とりあえず、自分的には、できればフルメンバーのグッバイボーイズで参加して、そしてもちろんちゃんと歌いたい。

皆様今後ともよろしくお願いいたします!