失神天国

傷兄さんが復活するという失神天国7daysの最終日に遊びに行った。

仙台から渋谷へ、新幹線で日帰り。

会場のミルキーウェイはドーテツとかからよく話には聞いていたところだけど、実際来るのは初めて。というか、渋谷自体かなり久しぶり。フィッシュマンズのロングシーズンレビューを観に来て以来かなあ。随分街並が変わったように思えた。

会場に到着したのは開場前、物販が行われていて、会場内では旗に寄せ書きすることができたので、自分も四人にメッセージを残した。

会場では、小山内くんのライブでもお世話になったPAのぶーまなさんや、キャプスタッフのみなさんと会う。あと楽屋でメンバーにご挨拶。当然兄さんは(まだ)いなかったけど。今日は他にも、とても懐かしい方々にお会いできて、僕の事も覚えててくれたみたいで嬉しかった。他にもお会いできてご挨拶できて光栄な方々もたくさんいた。みんなこの日のためにここに集まっていた。

開場後、スクリーンには彼らの友人バンドからワンマンを祝い傷彦の復活を願うメッセージが。都合4回し流れていたので結構覚えたった。その後番長が出たり、初期活動の軌跡ってことで5人時代のライブ映像が流れたりして(事前に聞いてはいたけど照れたぜ)、いよいよ開演。

そこからはドーテツ、よーにゃん、ひーちゃんの3人+ゲスト多数で大変な盛り上がり。

そしていよいよ、傷兄さん登場。俺的には懐かしい騎馬戦入場。1曲だけ、という事前アナウンスがあったにも関わらず3曲も披露してくれて会場の盛り上がりは最高潮。

ライブの中身については細かく書かないけどとにかく最高で来てよかったし観ることができてよかったしザ・キャプテンズの四人は最高やな。あとそれを支えるたくさんのスタッフとグルーピーとミュージシャン仲間。最高やな。というわけでとても感動した。心が震えた。彼ら4人の10年間の軌跡が、努力と愛と才能に支えられた、本当に価値のある唯一無二の宝物のような経験でそれをたくさんの人と共有しているんだなあという事実に、あいつらすげえなあ、とあらためて尊敬の念を抱いた。それに、俺は脱退前、彼らにとても迷惑をかけたにも関わらず、その後も仲良くしてくれるメンバーにあらためて感謝し、ここに居られることに感謝し、あと自分は自分なんだから自分の道でもっともっとベスト尽くさなきゃ行けない、と、あらためて思った。卒業してからずっと思ってることなんだけど。やっぱライブ観ると特に思うな。しかもこんな良いライブ。こんな良いイベントやって。活動休止直前ということで、10年前はいつも一緒にいて、一緒に音楽やってた仲間の、一瞬一瞬の演奏やパフォーマンスを、こんなにいつまでも聴いていたい見ていたいって思いながらライブを見るのは、不思議だけどとても貴重な体験だった。

俺っておっさんの割に泣き虫なのでぐっと来ると割とすぐに涙腺決壊するんだけど、今日は、それだけはしないようにしようとなんとなく決意してて、なんとか耐えた。特にメンバーのMC聞いたり表情見たりすると、胸に去来するものはそれこそたくさんあったけど、でも俺が今日泣いたらファンシーじゃない、と思って。兄さん帰って来たときに、思いっきり泣いたらええやん。と思って。

終演後、もう一度楽屋に挨拶に行って、兄さん達と少し話して、いつぶりかわかんないくらい久々に5人で写真撮らせてもらった。


楽屋では今回もヒーちゃんのホスピタリティが発揮されていた。

大変残念だけども打ち上げは時間の都合で辞退して新幹線終電で帰宅。腕時計が狂ってたせいで電車のチョイスを微妙に失敗した。ちゃんとしてればもう少し話していられるはずだったんだな、残念だこんな夜に。

あと本当はせっかく渋谷まで来たので、楽器屋さんで鍵盤の試奏したかったんだけど、残念ながら時間も無かったし、行こうと思ってたヤマハ渋谷店も先月閉店していたことをiPhoneで知り、断念。

とにかく良いライブ、良いイベントだった。行ってよかった。こういうの目の当たりにすると、もらったものを胸に自分もがんばって誰かに何かを与えたいって思う。ありがとうザ・キャプテンズ。またね!