TAKUYAってあのTAKUYA
街やTVで耳にする音楽を聞いていると、ろくなものがなくて、何だか絶望的な気持ちになることがある。
でも、歳をとった自分は、世の中のどこかで、自分を感動させてくれる音楽が今も鳴り続けていることを、経験的に知っている。
それは、決してメジャーにならないミュージシャンのものだったり、既にこの世を去ったアーティストの遺したものだったり、今は遠くなってしまった友達のものだったりする。
それらは放っておいたら俺の耳には届かない。
だけど俺は、自分が一歩踏み出して、そういうものに会いに行く手間さえ惜しまなければ、また出会えるとわかっている。
だから、日々の絶望に負けて全てを否定することはしたくない。
そしてできれば、微々たる力だけどそういうものを他の誰かや次の世代と共有できるよう、自分にできることをしたいと考えている。
まじめに好き。