4.7余震

夜、既に眠りについていたところ、大きめの揺れがあって飛び起きる。家族の無事を確認しているうちに、停電。またか。

でもまあ、これくらいの余震が起こることは想定していたし、家財道具の揺れ対策も3.11のときよりはだいぶできていたので、大きな被害は出なかった。取り敢えず、前回の地震後に買い直したTV等がまた被害を受けるというようなことは無かった(あったらさすがにへこむ)。灯りを確保したり、粛々と停電に対応した。

でも自分の家よりも何よりも、心配だったのは沿岸部で再び津波の被害が起きることだった。実際、津波警報も出たし、不安でラジオをずっと聞いていたけど、今回は結局大丈夫だったようで、その点は安心した。

そんなわけで自分の周りは大きな混乱なく済んだが、大きな揺れだったため、仕事の都合で外出。地震時にすることになっている諸々を済ませると、もう朝方だったので、職場で仮眠してそのまま翌日の仕事にのぞむことに。しかし職場の机につっぷして寝ても全然まともには眠れないなあ。

ちなみに、自宅から職場まで自転車で走りながら観察してみたけど、今回の停電はまだら的というか、仙台中が一様に消えるのではなくて、電気が来ているところは結構あった。一概に街中の方が通電されてる、というわけでも無かったようだし。地震で停電って言っても、いろいろあるのね。やはり総じて3.11の被害の方が大きかったようであるが、今回の揺れで新たに損壊したらしい建物もちらほら見受けられた。

まあ停電を引き起こすほどの地震が一ヶ月もあけずに二度来るっていうのは、なかなかすごいことなんだろうけど、前回が前回だし、その余震と思えばさほど驚くに値しないと思っちゃうのはもはや非日常に慣れて良くも悪くも鈍感になってるのかな。

いずれにしてもこういうことはまたあるだろうと思っているので、今後も停電対策含め余震対策はしっかりしておきたい。