暗い話2015

自分自身に生きる価値があるって思います?みなさん。

俺はあんまり思えないんですよね。日々、ろくに世の中の役に立ててないなあ、と。立てたとしても、大したことないし。

これまでの人生、好きなことばかりやってきて(というかそれ以外のことができなくて)、いろんな人に甘えてばかりで迷惑かけてきて、もうだいぶいい歳ですが、多分これからもそんな生き方なんだろうなあ、と。俺なんかよりマングローブとかの方がよっぽど地球のためになってるし、「来世ではもう少しがんばりたい!」とか思って日々過ごしている。

楽しいことばかりしているはずの人生なのに、それはそれでつらいものです、なんでこんなことになるのだろう。

でも最近、いろんなミュージシャンの皆様のサポートで鍵盤を演奏していて、それを録音して客観的に聴いたときに「俺、このアンサンブルの中でいい感じに弾けてるやん?」と思えることが多くて、そうすると、なんだか突然「こんな素敵な音楽に彩りを加えられるんだから、生きててええんや、わい」と思えるんだよねー。下手くそなりに音楽続けてきたおかげで、こうやって自己肯定感の高まりを感じられる、それって幸せだよなー、と、スタジオに入るたびに思う。
やっぱりそれはサポートさせてもらっているミュージシャン自体の音楽がまず素晴らしいのであり、そこに俺なんかを使ってくれて本当にありがとう、と思うわけです。自分が好きで聴いて感動させられる方々(つまり才能があり努力している方々)と、一緒に演奏させてもらえること自体が奇跡であり、意味不明でもあり、げにありがたき。

一方、自分の仕切るバンドだと「こんな自分の曲を演奏してくれてありがとう(メンバー)、聴いてくれてありがとう(メンバー以外)」とは心の底から思うけど、やりたいようにやってるだけだしね。自分から生まれる音楽に価値がある、というのはあまり実感できないものです。でも自分がやりたいから最大限やるのであって、自己肯定感とは関係なくライフワークなのです

それで、そんなネガティヴ全開な自分が、奇跡的に楽しくサポートさせてもらっている(そしてとてもいい感じだと思っている)音楽を、明日(10/11)は2組で演奏できます。

早めの時間に始まるイベントで、自分は平山真衣(17:15〜)と真夜中ギター(20:15〜)にて出演します。他の出演者も見て損は無い手練ばかりでオススメです、これを読んでくだすってるみなさん、ぜひ!遊びに来てください!

とびきりの1日にしようじゃないのよ
おのおのがた、なにとぞー!!(パクリ)

【Here Comes The Sound vol.100】
日時:2015.10.11(日祝) 開場13:30/開演13:45
会場:仙台enn 2nd/3rd(両会場にて開催)
料金:予約¥2000/当日¥2500(Drink代別500円)
出演(五十音順・敬称略):
アコウスティック道、大
鴉組
クドウヒロオ(VoGt:クドウヒロオ/Gt:大場誠/Ba:永井康彦/Ds:早坂和貴)
Theゆうたろう/羽原裕太郎
しきさん
シモムラソウシ
Tower
tiptop(舞&小泉優)
仲島圭佑
ハマノヒロチカ
ヒグチアイ
平山真衣(Vo:平山真衣/Pf:ボララス)
ポジティブ米
真夜中ギター
モノポックル
Rooster Call(VoGt:タンク佐々木/Ba:高橋亨典/Ds:ライド助川)