備忘録:numaconcertをDAW用のMIDIキーボードとして使うときにMIDIのノートが二重になってしまう問題
MacでLogic Pro / GarageBandを使う時に、MIDIキーボードとしてstudio logicのnumaconcertを使っている。
MacとはUSB接続一本なので楽ちんなのだが、実際にDAWのMIDIトラックに演奏を録音してみると、同じノートが二つずつ記録されていることに気づいた。
Logic Proのイベントリストを開いて調べると…
同じノートが二つずつ入力されていることがわかる。MIDIチャンネルも同じ。
原因は何かな〜と考え、numaconcertでMIDI演奏用に使っているプログラム(工場出荷時の「P01」)がZoneコンビネーション(?)という機能を使っていることに気付いた。A-LowerボタンとB-Lowerボタンが両方点灯している。
そこで、片方のZone(?)を無効にしてみた。
EDIT(Zone)ボタンを押しながらA-Lowerボタン。これでA-Lowerの方は消灯した。
詳しくはマニュアルP14「マスター・キーボード機能」参照。
この状態で演奏してLogic Proのイベントリストを確認。
無事、一つの演奏に一つずつのノートが記録されるようになった。
あとはこれをプログラムP01に上書き保存(マニュアルP12「プリセットの保存」参照)しておけば、毎回立ち上げたときにこの設定になる。解決!
ついでに、地味に面倒だった「電源入れた時にMIDIモジュールがOffになっている」問題も解決。Onにしてプリセット保存しておけばいいだけだった。
ちなみに、このnumaconcert、ほぼDAWのソフトウェア音源(主にPianoteq。まだM1 / BigSurに対応してくれてないけど…)を演奏するだけの使い方なので、内蔵音源は使わない。
なので、もっと安いMIDIキーボードでも良かった気がするけど、鍵盤のタッチが良いので気に入っている。同じstudiologicのSL88 Studioってやつを試奏できたら検討したかったなあ。