ねぎしナイトvol.29

今年もやってまいりました、秋のねぎしナイト。今回で29回目となります。

朝、必要以上に早起きしてしまったが、息子にも手伝ってもらって本日発売の8ird watching「Finding Friends」のCDづくり。前日までに用意しておいた素材を組み合わせて完成品にする作業。

日中、北四番丁のスタジオにてグッバイボーイズのリハ。根岸くんが来られずということで、ベースは代打の弦さんにサポートしていただくことになり、練習の前半は残りの3人で、後半はグッバイボーイズfeat.弦さん編成でのリハ。前半では今回がライブ初演となる「心がむずかる夜には」をベースレスでバンドアレンジ。「冬の夜EP」に収録するためにメンバーには事前共有ができているのでスムーズに終わった。後半は4人で既存曲の練習。リハ時間は2時間半用意していたが、体力を温存するためにやや早めに切り上げた。

続いて弦内の練習をするロブくん弦さんをスタジオに残し、潤さんを街まで送り(Creepy Nuts助演男優賞」を聴きながら)、自分はいったん帰宅して身支度を整えるなど。その後あらためて自宅を出発しennに到着。The606のリハが終わって弦内がリハするところだった(弦内も体力の問題で早めにスタジオリハを切り上げたとのこと…)。ステージ上のセッティングについて、グッバイなど他のバンドも急遽The606スタイル(一番上手にドラムス)を採用することに。転換の時間節約のためと、その場のノリと勢いで決めた。

この日のために日本各地から集まったメンバーと挨拶したり、今日レコ発となるグッバイボーイズ「冬の夜EP」と8ird watching「Finding Friends」を物販スペースに並べたり、買い物しにでかけたりして、あっという間に本番。今回は実行委員長代理をロブくんに任せているので、ロブくんの挨拶からスタート。

1. Limo
毎回トップバッターを務めてくれるLimo。ねぎしナイトの感想をブログに書くたびに思っていますが、Limoの演奏を聴くと「ああ、ねぎしナイトが始まったなあ」と思う。今回は開演前に会場BGMでDA PUMP「U.S.A.」が流れたのだが(実行委員長選曲)、本編で小崎がこの曲を歌い出し、美佳さんと一緒にシュートダンスをしてくれて「シンクロニシティだ」と思った。これは小崎が新しくフェンダー「USA」のギターを買ったから、だそうです。ふうん。それにしても小崎が最近見るたびにやせ細っていくのが心配。このまま減っていったらいずれ小崎がこの世から消えちゃうょ…。

2. 音昏
さやかちゃんとそのけんの二人編成。相変わらずリズム隊なしでもグルーヴを作るそのけんのギターと表現力豊かなさやかちゃんのヴォーカルはさすが。「ねぇ、」「again」といった1stアルバムに入ってない曲も、いいよねえ(シングル?では持っている)。後半2曲ではfeat.Rob&Catsを加えた編成(ロブくん1stステージ)。以前も1stアルバム録音時のメンバーを連れてねぎしナイトに出てくれたことがあるけど、今回は当時とはまた違ったグルーヴや一体感があってよかった。

3. Rob&Cats
Rob&Catsはねぎしナイト初登場(ロブくん2ndステージ)。カーティスのカヴァーから始まり、アナログ発売・配信も控えたオリジナル曲をソウルフルに聴かせてくれた。6名編成の分厚いサウンドに加え、途中そのけんfrom音昏も参加する豪華編成。個人的にはキーボーディストとして宇杉さんのグルーヴィなバッキングがとても良くて刺激になった。ロブくんとはグッバイで一緒に曲作りさせてもらっているけど、俺はロブキャみたいな歌詞を作れないので、ソウルフルな元ネタもらったとしても世に出せないんだよね。ロブくんの才能が(グッバイボーイズや弦内だけでなく)こういう形で爆発しているのを見るのは音楽仲間としてとても嬉しいです。彼は大したやつだよ…。

4. 真夜中ギター
久しぶりのライブとなった今回、スタジオでのリハでも徐々に調子が上がって、本番はいい感じで熱い演奏ができたと思います。演奏もさることながら、曲中でエレキギター村田さんがけん玉ソロを披露するという、本日一番の?盛り上がりポイントもありました。けん玉にあわせてオルガン弾くの、あほらしくて楽しかったです。ちなみに当日リハができなかったので返しの音量が辛かったけど、まあなんとかなるものです。
<セットリスト:公二くんの投稿から拝借>
〜OP口上〜バーターによる 1.愛を / 2.spiral / 3.Back packer / 4.Trippin(ケンダマンver) / 5.ホーロー / 6.朝日通り

5. The606
キングオブPOP、The606。彼らのライブが仙台で観られるというのはとても贅沢なことです。僕が呼んだお客さんの中にもThe606を楽しみに来てくれたという方もいるくらい、ねぎしナイトに定着してくれてとても嬉しい。「ビールの歌」は仙台初披露かな?僕はビールよりコーラ派ですが、The 606らしいPOPさの一つだなあと思いながら聴きました。
後半はベースのキャラクター・会長も参加して3人編成に。今回も会長はそれはそれは楽しそうに動いていました。

6. 弦内
ねぎしナイト前半に登場することの多い弦内、トリ前での出番となると、トリ前らしいアグレッシヴなライブをするんだな、というのが今回の発見だった。しかしこれは打ち上げでメンバーと話したところによると「選曲による」とのことで、事前のメールを通じた打ち合わせで調整されたとのこと。いずれにせよここまでの盛り上がりをさらに高めてくれる勢いのある演奏だった。内田さん、いくつになってもすごいシャウトするね…。 そしてロブくん3rdステージ。

7. グッバイボーイズ feat. 弦さん
トリ(ロブくん4thステージ)。ねぎしナイトは(特に最近)トリくらいになるとフロアが大層温まっていて、やりやすいことこの上ない。
演奏的には、グッバイボーイズとして初披露となる1曲目以外はベースに弦さんをお迎えし、5曲目では音源でも参加してもらっている平山真衣さんにご登場いただいてコラボさせてもらった。個人的な成果として、半年前のねぎしナイト後に某606の某Eさんにボイストレーニングについて相談し教えてもらったトレーニングをコツコツやってみたおかげで発声面での悩みが一つ解消されたように思う。歌が下手なのには変わりないのだけど、より自信をもって演奏できるようになった。あと、この夏からラップ・ユニット「8ird watching」を始めたこともあって、MCをラップ調でやってみたけど韻は一切踏めなかった。まあいいや、慣れていこう。
<セットリスト>
1.心がむずかる夜には(ベースレスver) / 2.マルル(single version) / 3. ヒコーキ雲 / 4. 灯り / 5. 冬の夜(feat. 平山真衣) / 6. 今日から

というわけで、vol.29も盛況のうちに無事終了したのでした。イベントとしても黒字経営ができて何より。ロブ実行委員長代理、大変お疲れ様でした。自分も出番以外は撮影係に集中できたし、終演後にもいつもよりお客さんとお話することもできたように思う。代理システム、とても機能していて素晴らしい。

レコ発だったグッバイボーイズ「冬の夜EP」と8ird watching(こちらは初ライブもまだしていないけど)「Finding Friends」もそれぞれ多くの方に手にとってもらえた。購入してくださったみなさんどうもありがとう!引き続き販売していきますので未聴の方はぜひ。音源制作等で協力くださったメンバー(多くがねぎしナイト出演者)にも献上できて一安心。

打ち上げはとらのおにて。サークル時代に利用していた頃から名前は変われども同じ雰囲気を保っているこの店で、弦さんが「コンパ委員(サークル時代のコンパ担当者の役職名)」を担当してくだすった。ありがとう弦さん。いろいろありましたが二次会まで楽しみました。
小数名で行った二次会でもいろいろあったなあ…彼に電話が通じた?件とか。酔いつぶれた人を介抱?してみたりとか。

次回ねぎしナイトはvol.30、2019年3月23日(土曜日)にenn 3rdにて開催予定です。皆様また宜しくお願いいたします!